忘れもしない6月3日（火）

なーくんはいつものとおりごはんを食べ、いつもの夜でした。
いつもの夜になるはずでした・・・

7時30分頃・・・
ふとなーくんのシートをみると赤っぽいものが・・・
「えっ！？血？違うよね。血尿じゃないよね」

やけに頻尿

そして・・・ついに疑いが確信へ



その頃、8時すぎ。

阿佐ヶ谷もとだ病院もやってない

とだ病院はひがし夜間救急動物医療センターと提携してることを思い出し、急いで

なーくんの症状を伝え、腎嚢胞があることも言い、
先生は頻尿だし、一晩中起きていることになり辛いので、点滴・止血した方がいいでしょう。というとで、両国まで行ってきました。

診察・エコーをし膀胱炎でした。
抗生剤・止血等の注射と点滴をしてもらい、明日は阿佐ヶ谷ペットクリニックへいくことに。

膀胱炎かぁ、よかった腎嚢胞絡みでなくてよかった。
人間なら抗生剤して水分よくとって、安静にしていれば治るもんねー。

ちょっとは安心したんだけどね。


七「ボクもそー思っただよね。」

翌日、阿佐ヶ谷ペットクリニックへ。


おまけ・・・
なーくんがエコーをしていると・・・
先生「なっ、なんだ！この大きいものはっ！」
ぽ「あのー、腎嚢胞なんですけど」
先生「あっ、そうでしたね。にしても大きいですね。」
ぽ「はい・・・何か小さくする方法はありますか？」
先生「今のところ、ないです。でも大人しい子だからきっと長生きしますよ。」
ぽ「え？」
先生「いい子は動かないから検査もさせてくれるし、治療もうけられるから。だから、七実くんは長生きしますよ」
・・・なんだか慰めてくれているような・・・でも結構うれしかったりして


診療明細
診察料　　　　6480円
超音波検査　　1080円
皮下・筋肉注射技術料　2160円
皮下点滴　　　3240円
注射薬剤料　　3240円　　合計16200円

お久しぶりのなーくんです。

不定期ひとりごとは本当に不定期。

ブログが更新されているということは・・・

またまたなーくんにっ！

・・・ということになりました


七「また、また大変なことになっちゃったよ。ごめんよ。ぽあん」

なーくん定期健診する

おはようございます！なーくんです。

ボクの誕生日なのに何のお祝いのないまま、次の日は病院へ連れていかれたぜ


七「寝よ」

エコー・血液検査のつもりが結構なフルコースとなってしまいました。

まずは、歯のチェック。
先生「本当はこれも抜きたかったらしいです。でも、骨折のリスクを考えると今回は断念したそうです。」
ぽ「えっ、今後も第三弾があるってことですか私ができるケアは？」
先生「もう、ないですよ。」


レスキューされたころからあった、おできが最近大きくなったので見てもらうと・・・
これは普通のおできらしいので、でも増えてるし、大きくなっているので、要経過観察。（4ミリと7ミリ）


うんちの回数が3回と増えたので、それを伝えると、
腎臓食だから、アレルギー反応とか、腫瘍によるものとか。
4回以上が異常回数の指標とか。3回は微妙。要観察


さあ、血液もとったところで、エコーでもするか・・・
少し待合室で待つことになり、なーくんもちょっと緊張が解きほぐれたとき、

ぽ「あっ、この間、目が赤くなったんです。」
先生「え？あ～逆さまつ毛がありますね。抜きましょう」

なーくん的には「え～え！」だったようです。

軽い麻酔の点眼。

～抜毛中～
先生「さすがは、七くんえらいね！」
看護士「（なーくんを抑えながら）七実くん、久しぶりだね～。元気だった？大変な手術したんだよね～。手術当日、みんなでドキドキしたのよ」
ぽ「（心の中で）えっ、そうなの？そんなになーくんって有名なの？」
・・・と、ちやほやされつつも、さすがのなーくんも段々我慢の限界が。

先生「エコーの後でやろうか。」
ぽ「いえ、大丈夫です。（だって、エコー終わった後やるのかわいそうだし。中途半端に抜いて、また赤くなってもかわいそうだしね）」
先生「おかあさんはスパルタだね」
ぽ「（心の中）えっ、スパルタって、あたしのこと？」


で、次はエコー

さすがのなーくんも、エコーですら耐えられなくなり、ぐずり始めると、検査結果を持ってきたスタッフから、
「七くん頑張れ～」の声。
なぜか、通り過ぎるスタッフに必ず、「七く～ん、久しぶり～」「七実く～ん、元気だった～」と笑顔で声をかけられました。人気者ななーくんです。（←親ばか）

肝心な検査結果は、
腎臓は血流も変わらず、肥大もなく、意外と変化なし。
ただ、胆泥が増加。
先生「血液検査では異常ではない値、でもエコーでは異常。だるくなったり、食欲がなくなったりしたら、薬を変えましょう。」


要するに、いろいろなところが微妙な、なーくんです。
まぁ、いつものことです。
なんかね、いつも思うことだけど、うちに来て、楽しくて、幸せ～～と思ってほしいな。
なーくんはどういうことが幸せと思うのかな


七「あ～疲れた」
ぽ「私も・・・」



さぁ、会計！
と、思ったら・・・



ぽ「先生っ！！5種混合ワクチン！！」
七「ヒィィィーーーーー」








血液検査結果
Hｔ48％（前回46％）　ＢＵＮ28㎎／ｄＬ（前回33㎎／ｄＬ）　ＣＲＥ1.4㎎／ｄＬ（前回と変わらず）　Ｐ3.0㎎／ｄＬ（基準値2.5～6.8）　ＴＰ6.0ｇ／ｄＬ（前回6.8ｇ／ｄＬ）


診療明細
診察料800円・血液検査2500円・顕微鏡検査500円（皮膚）・超音波検査3000円・まつげ抜き500円・降圧剤84日分10，500円・ウルソ8400円・外用薬（皮膚ぬり薬）800円・点眼液800円・消毒薬（皮膚）500円・5種混合ワクチン10，000円　（合計）40，215円（税込）

卒業 なーくんの試練再び11

こんばんは！なーくんです。
今日は待ちに待ったボクのエリザベスカラーの卒業日なんだ。
でも、なんかぽあんは外す様子がないんだよ。どうしてかな。


七「早く、外れないかぁ」



手術前より体力ついたし、痛みもないから行動量も増えたし、カラーを外したら七実さんはどんだけ暴れるか。猪突猛進なので、思い込んだら何も見えないから、すぐぶつけるししばらくはやったり、外したりという作戦。

ごはんの時だけ外すので、ごはん終了後取り付けずに、自然に自然に外しました。


七「ぽあんはいつになったらはずすのかなぁ」


あまりにも自然に外したので、なーくんは外されたことにあまり気が付いてなく、おとなしくしていました。走り回ったりしなくて良かった。


七「首のあたりがスースーします。」

無事にエリザベスカラーから卒業したなーくんでした

ぽあん試練再び なーくん試練再び番外編

こんばんは！なーくんです。
ボクは元気です。
ぽあんから「なんでいつもニコニコしているの？」と言われます。
なんだか段々痛みが取れると同時に口の中の違和感も少なくなって、自然とうれしくなってしまうんだ。


ところで、気まぐれの割にぽあんは頑張って、更新しているようです。
僕にも試練があったように、ぽあんにも試練があったようです。


それは・・・

なーくんの医療費です。


とだ動物病院にてかかった費用は以下のとおりです。
7/1（月）525円（税込）（初診料紹介のためなし、診察料のみ）
7/6（土）再診料500円・血液・生化学検査7100円・レントゲン6000円・超音波4500円
　　　　　合計19000円（税込）
7月11～12日再診料500円・血液・生化学検査6500円・レントゲン（歯科）5000円・病理12000円・
　　　　　注射料（皮下×6回11500円・点滴×2回6000円・点滴用針装着×1回3000円）・内服薬700円・
　　　　　麻酔料30000円・抜歯，骨補てん70000円・入院料1日3500円・エリザベスカラー1900円
　　　　　合計158130円（税込）→当然カード払い。一括払いしかないんだよ
7/17（水）525円（税込）
7/21（日）525円（税込）
7/27（土）525円（税込）

手術代については、見積もりを見たときは血の気がひき、支払うときはやっぱり目の前がクラクラしましたが、今になると、それなりに危険だったし、やはり高い技術を要することだし、かなり妥当というか良心的だなぁ～と思っています。


・・・と思ってるけれど・・・、なーくんが治ってよかったと心から思ってるけど・・・


今月のカード明細が怖いです。



七「今日のごはんはおいしいね。おかわりをお願いします。」
ぽ「・・・」


本日、なーくんカラー卒業につづく・・・

あと5日！ なーくん試練再び１０

こんばんは！なーくんです。
ぽあんの気まぐれブログ更新だぁ。

7月27日（土）にチェックとなって、
先生「7月11日にカラーを外しても、でもきちんとした顎の生活強度ができるのは1か月半はかかる。だから、カラー外しても安心しないように。あと、もう、こなくていいよ」
ぽ「えっ？」
もう、いいの？8月3日頃あと1回チェックする予定ではなかったの？
周りの看護士も驚いていたし。
（でも、言えなかった私。けど、数日たったら行くけどさ）


首から顎にかけて、汚かったのでトリミングをしてもらおうと予約すると、
受付「阿佐ヶ谷もやっているんじゃないですか」
ぽ「いえ、こちらの方が近いでお願いします。（だって、なーくんの状況を知ってるところの方がいいじゃん）」


・・・なんか、嫌がられてるのかしら。それとも、微妙な顎だから投げたいのかな。なーんて思ってしまう私。
それとも阿佐ヶ谷の方に気を遣っているのかな。
私としては手術して下さった方に完治するまで診てもらいたいじゃん。
どちらに診てもらいたいかは私の判断だと思うだけど。
（先日、なーくんの肝臓の薬ウルソを取りに阿佐ヶ谷に言ったけど、7月27日に診察終了と先生に話したら、ちょっと驚いてた。）


そうそう、なーくんの腫れは悪性腫瘍かもだったので病理にだしたところ異常なしでした。
提出組織は唾液腺組織で、病理組織学的評価は慢性唾液腺炎だそうです。
炎症所見を認める唾液腺組織です。口内炎および歯周炎からの炎症波及を疑うそうです。
だから、悪いところを取っちゃったから大丈夫ということです。
今、所見を入力してふと思ったけど、先生、なーくん腫瘍と思っていたから、それを心配してあと1回チェックしようと思ってたのかな。悪性だったら、速攻手術って言ってたし。
でも、なんでもなくてよかった。


・・・にしても、あと5日でエリザベスカラー卒業だぁ～
卒業は卒業でちょっと怖いな。まだ、日常強度ができてないからね。


カラー装着でもくつろげるようになった、なーくん。
なんかハムみたい。（おなかのあたり）

・・・にしても、七実様の看病で、私の大好きな素敵なところ行けてないなぁ。



七「よく言うよ・・・ボクは知っているよ。」


次回、なーくん試練再び番外編ぽあん試練再びです。
そろそろ、気まぐれ更新病発症。

退院 なーくん試練再び９

嬉しさと不安な退院。

でも、明日から３連休、、、ずっと看病できるね


そして、なーくんとご対面。


本当に腫れてる昨日、入院してよかった。


先生「朝よりひいたんですよ。とにかく、衝撃に注意して下さい。17日チェックします。」


エリザベスカラーをしたまま帰宅することに。
どーやって帰るんだ？

看護士さんがタクシーの運転手に交渉してくれて、ゲージに入れずむき出しのまま、無事に帰宅することができました。
なーくんは、普段はあまり鳴かないのに、ずーーーと、ぴーぴー痛いのかうれしいのかこれまで聞いたことのないような声で鳴いていました。


わが家に到着したものの、鳴きっぱなしでした。
七「ぴーぴーぴー（うれしいけどちょっと痛いよぉ。でも、ごはんちょーだい。）」

ごはんは嬉しそうにたべました。でも、カラーはしたまま。なかなか食べられず、首にダラダラと流れて汚れてしまいました。



次の日のなーくん。ちょっとひいたかな。
まだ、痛みがあるらしく、時折「ぴーぴー」してました。

そして、約１週間後


痛みが消え、体力が回復し、段々エリザベスカラーが邪魔になってきた頃。暴れん坊なーくんになりそうな時期。


７月１７日（水）
食事のときだけエリザベスカラーを外してもよいことに。汚れた首を洗うときは、下から上へ、縫い目に沿ってということでした。


・・・ここまで、回復してよかった・・・

次回の診療は７月２７日（土）となりました。


つづく


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手術当日・翌日 なーくん試練再び８

手術は12時ころからだそう。

当たり前だけれど、午前中はともかく12時以降は仕事にならなかったわ。ケータイを忍ばせ、「知らせがないのはよい知らせ」と思い、とにかく何事もないことを祈っていました。


16時に病院に連絡。


先生「3時間強かかりましたが、終了しました。骨折はしていませんでした。今日、退院できます。まだ、鼻から出血していますので、17時30くらいまた連絡してください」

出血しているなら、入院させてくれ～。（ビビリな私は言えず・・・）


で、阿佐ヶ谷ペットクリニックにも連絡。
先生はお忙しかったので、看護士さんに話をし、
看護士「出血していれば、入院していた方が安心ですよね。」
ぽ「そ、そーですよね」
その言葉で勇気がでて、何が何でも入院する腹積もりにしました。

17時20分頃
先生「止まりましたが、また出てくるかもしれませんが、それを承知の上で退院してもいいですよ。」
それって、いったい。承知なわけないじゃん。こちらは素人よん。
ぽ「では、入院をお願いします。」
先生「明日、9時に電話をください」


そして、翌日7月12日（金）９時ちょっと前


先生から電話が。（それはそれでビックリで焦る。）


先生「出血は止まりました。ただ、顔が腫れているのでびっくりしないでください。退院してから気を付けてもらいたいことがあります。」

それは、

１、エリザベスカラーは24時間装着　
　　　　→　顎を守るため。ちょっとした衝撃で折れるから。（後で聞いた話で、なーくんの顎の骨は１ｍｍ
　　　　　　になっていたんだそうです。よくぞ折れずに。やっぱりラッキーな男だ！）
２、食事は固形ではなくドロドロ状に。ミキサーにする。
　　　　→口腔内を傷つけないため。縫っているので開かないため。
３、口はめくらないこと。
　　　　→以前に抜歯した穴をふさいだので、めくると縫い目がとれてしまい、再手術となるため。


でも、顔が腫れてるって。
昨日、あのまま退院したらどーなってたの？ちょっと、ゾッとする。


そして、本日１７時ころ退院予定。


七「やっと退院までの話になったね。ボクは長くて疲れたよ」

手術の日まで・・・ なーくん試練再び７

こんにちは！なーくんです。
やっと手術をする日までとなりました。
ボクの顔が大きくなっちゃう日も近くなってきました。


手術前検査も無事終わり、いよいよ手術が近づきました。
手術にかかる時間は3時間。その日はなーくんだけ。

もう、いけないことばっかり考えてしまっていました。

神田明神にはペット守りというのがありましてそれも購入したり、できることをしました。
痛みどめを飲もうかとか、腎臓に負担がかかるし、でも、万一のことがあって、手術日前に1日くらい痛くない日があってもいいのでは？と思うこともあったり。

なーくんもなんか日に日に痛そうになるし、手術も不安だけど、日常痛いのもかわいそうだし、手術する前に骨折したらどうしようとか、7月11日まで長く複雑な思いで過ごしました。


そして・・・


朝9時に病院に到着。

大切な七実くんを先生を託しました。


先生「何かあったらケータイに連絡します。」
ぽ「はい、先生どうぞ七実をよろしくお願いします。」



田舎からいただいたなーくんの大好物とうもろこしが落下するのを待っている様子
まだ、だめよん。

なーくん試練再び 番外編

こんばんは！なーくんです。

とだ動物病院にて事前検査の結果。


先生「七実くんは、以前事故とか合ったことはありますか？」
ぽ「いいえ、保護前のことはわかりませんが」
先生「そうですか・・・、実は・・・」



先生「おちんちんの骨が折れています」
ぽ「えっ？」
先生「拡大するとわかります。」


見事にポッキンと折れていました。


私としては、なんかそんなところまで折れてるなんて・・・それなのにいつも笑ってるなーくん。

なーくんは、昨年11月の時に、全体的に骨が薄いしいつ骨折してもおかしくないし、腎臓も通常より小さいし、懸命に生きてる健気なんですよ、と先生から言われたのです。（唯一の救いは心臓にダックスにありがちな雑音がないこと、心臓が強いこと）

かわいそすぎる・・・また試練治療するの？



ぽ「痛くないですか」（せめて痛くありませんように）
先生「排尿のときに痛くなければ大丈夫でしょう。」


・・・でも、なんか深刻そうじゃない。

会計時、先生がわざわざ出てきて、
先生「レントゲン室から折れてます！っていう看護士からの声がして、行って見たら本当に折れてびっくりした。」
看護士「折れてるのを見たのはこの病院始まって以来のことです。骨あるんだぁ、折れるんだぁって感じです。」
ぽ「・・・それって、どうなんですかね」
先生「人間は骨がないから、ボクにはその気持ちはわからないだよね。」
ぽ「（そこって、笑うとこ？）心の声」


みんな笑顔なんですけど。笑ってすませられること？なら、いいだけど。

阿佐ヶ谷ペットクリニックでは、

先生「折れるですね」
ぽ「いつから折れたんですかね。11月のレントゲンではどうだったんですかね。」
先生「あ・・・折れてる。気が付かなくてごめんなさい。珍しい。うちの病院でも初めてかもしれません」

先生も笑顔。


これって、笑っていいことなんだ。よかった


とだ動物病院って見つけるからすごいよね。拡大しないと気が付かない部分だし、思わぬことで信頼しても大丈夫かなって思ってしまいました。


本編へとつづく。


七「ボクは寝るに限るね」